- 学期制に『ステージ制』を導入して - 1 2学期制を導入する意図
学びの連続性を図るために,2学期4ステージに分け,学習の積み重ねを教師・児童ともに意識化していくことにより,基礎・基本の確実な定着を図っていく。 ステージの名称は,日本独特の季節サイクル,教師・児童にも馴染みがある「春」「夏」「秋」「冬」とし,一人ひとりが一年間で大きく伸びることに期待を込めて命名した。 |
前期
| 【春ステージ】今年のめあてをもって(4月~6月) |
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【夏ステージ】自分の力を伸ばす(7月~9月) |
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後期 | 【秋ステージ】仲間とともに自分を鍛える(10月~12月) |
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【冬ステージ】互いを認め,高め合う(1月~3月) |
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学校教育目標 |
○自ら学ぶ子 ○心の豊かな子 ○たくましい子 |
教育の3つの達成目標 |
○「書く」「読む」「計算」の確実な定着 ○「規律ある態度」の育成 ○「体力向上」を図る 『くまがやまなび』を活用する |
2 ステージ制の具体策
| 各ステージ | ステージの目標 | ステージごとの具体目標と主な活動 |
前期 | 春ステージ (4月~6月) | ◎今年のめあてをもつ
◇主な学校行事 ・授業参観 ・懇談会 ・家庭訪問 ・教育相談 ・校外児童会 ・校外学習 | ○学級経営の充実を図る。 ・子どもをよく見る。 ・家庭との連携を密にする。 ○学習の決まりを確立する。 ・姿勢 ・聞く態度 ・発表の仕方 ○やる気の醸成を図る。 ・めあて,課題 ・目標 ○友達と仲良くする。 ・一人ひとりに存在感をもたせる。 |
夏ステージ (7月~9月) | ◎自分の力を伸ばす
◇主な学校行事 ・地域学習会 ・プール ・林間学校 ・運動会 ・教育相談 ・補充学習 | ○めあてに向かってチャレンジさせる。 ・自分で課題をみつけ追究する。 ・体験活動 ・夏休みの成長を伝える。 ・体を鍛える。 ○学力向上月間 ・漢字や計算の確実な定着を図る。 |
後期 | 秋ステージ (10月~12月) | ◎仲間とともに自分を 鍛える。
◇主な学校行事 ・陸上記録会 ・遠足 ・収穫祭 ・持久走大会 ・生活科,総合発表会 ・教育週間 ・教育相談 | ○学力向上月間 ○学びを深める。 ・力を合わせて取り組む。 (教え合い・助け合い) ・漢字や計算等のステップアップ ○自分のもっている力を発揮させる。 ・運動 ・絵画 ・読書(詩の朗読)等 ○関わりを広げる。 ・学級→学年→学校 ・近隣の小学校→市内の小学校 ・新堀地区の人々→市内の人々 ・市内→県内→県外 |
冬ステージ (1月~3月) | ◎互いを認め高め合う
◇主な学校行事 ・6年生を送る会 ・卒業式 ・修了式 ・教育相談 | ○学力向上月間 ・漢字や計算の確実な定着を図る。 ○今までの成果と課題をつかむ。 ・1年間学んだことをふり返り, 自分の高まりや,次年度への 課題をもつ。 ・友達のよさを認め合う。 |
3 教育課程について
○自ら学ぶ子(確かな学力の育成)
・学びの連続性(補充学習) ・指導と評価の一体 ・授業時間の確保
・少人数指導の工夫改善 ・総合的な学習の充実(横断的な学習)
○心の豊かな子(豊かな心の育成)
・読書 ・かがやき清掃 ・道徳の時間の充実 ・あいさつ ・総合的な学習
・体験活動の充実(奉仕・栽培活動) ・地域との連携
○たくましい子(健康・体力の保持増進)
・朝マラソン ・なかよしタイム
・食育の推進・安全指導の徹底
4 評価について
○学習状況は4回保護者に知らせる。(名称 のびゆく)
・夏季休業日前・・・・・国語・算数
・前期終業式・・・・・・・通知票(全教科)
・冬季休業日前・・・・・国語・算数
・修了式・・・・・・・・・・・通知票(全教科)
※ 夏季休業日に全家庭の教育相談を実施する。
※ 夏季休業日に3日間の補充学習を実施する。